あす「駒工祭」で花火打ち上げ 地域に元気を

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クラスごとにコロナ収束などの願いを記した4号玉を手にする生徒たち

駒ケ根工業高校は文化祭「駒工祭」最終日の6日に、生徒がデザインした花火を同校で打ち上げる。新型コロナウイルス感染症の収束や世界平和などを願い、柔軟な発想で形状や色合いを考えた4号玉9発。生徒たちは、コロナ禍で沈みがちな風潮の中、花火を通して地域の人たちに希望や元気を届けたい―と意気盛んだ。

地域と学校との交流の機会として長らく親しまれてきた駒工祭だが、今年はコロナ禍で一般公開を取りやめた。文化祭企画委員会が住民らにエールを送りたいと、6月に花火の打ち上げを企画。堀内煙火店(飯島町)に持ち掛けたところ、同校OBの花火師が「後輩たちに、ものづくりの世界の一端を知ってもらえれば」と、生徒によるデザイン化を提案した。全校生徒約350人が、カラーペンなどでイラストを描き、花火のコンセプトも考えた。

本番用の花火のデザインを、クラスごとに投票などで選出。計9点が出そろった。デザイン考案者9人は、花火の原理や製作過程などを社員から教わり、表現可能なデザインへと修正を重ねてきた。

多彩な色合いの柳状の花火に「悪疫退散」を願うクラス、アニメキャラクターのデザインに「みんなが元気になるように」との思いを込めたクラスなど、さまざま。3年J組のデザインはピースサイン。「世界が平和でありますように」との願いを託した。考案した村澤慶丞さんは「普段見る花火の形と違うはず。喜んでもらえるのでは」。

打ち上げは午後4時50分ごろから約15分間を予定。文化祭企画委員長の浦野恵さん(17)は「デザイン通りに花火が上がり、花火に込めた自分たちの思いが表現できて、地域の人に感動してもらえれば、うれしい」と願う。

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