2020年11月5日付

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WHOのテドロス事務局長が、新型コロナの陽性が確認された人物と接触していたことが判明し、自主隔離に入ったと報じられた。直ちに検査を受けるのかと思いきやその予定はないという▼3月、各国の感染防止対策に関し「十分でない」とし「検査、検査、検査」と訴えた人物である。WHOの内部規定では無条件で検査する仕組みになっていないということだが、WHOトップとしては矛盾した対応のようにも感じる▼英王室のウィリアム王子が4月に新型コロナに感染していたとも伝えられた。一部報道では、呼吸が苦しくなるなどの症状もあったという。厳重な健康管理が行われているであろう要人の感染はやはり驚く。そして、若く、軍隊経験もある屈強な人も感染すれば危険な状態になる。改めてコロナの怖さを感じるし、誰であろうと感染する可能性があると再認識する▼そこで待たれるのがワクチン開発である。政府は先月、国内外で開発が進むワクチンの接種費用を無料にする方針を示した。専門家によれば、世界では200種類以上のワクチン開発が進められ、11種類で臨床試験が始まっているという▼心配なのは副作用(副反応)である。通常は数年かかるワクチン開発を1年程度で行うというのだから不安は当然だろう。やがてそのときが来たら、素人にも分かるようしっかり情報を明らかにし、適切に判断できるようにしてほしい。

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