天龍村中井侍の銘茶「天流」 諏訪で限定販売

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21日からSUWAガラスの里で購入できる中井侍銘茶「天流」

下伊那郡天龍村中井侍地区のブランド茶「中井侍銘茶」の粉末緑茶「天流(アメノナガレ)」が21日から、諏訪市のSUWAガラスの里で限定販売される。地区内で栽培された茶葉を石臼でひいて加工し、抹茶のようにたてて飲むことができる緑茶。村内を流れる天竜川の源流が諏訪湖であることから、諏訪地域でも販売する。関係者は「天竜川を通じて天龍村と諏訪地域が交流し、中井侍銘茶が広まるきっかけになれば」と話している。

中井侍地区には標高差約365メートルの斜面に茶畑が4.07ヘクタールほど広がる。お茶の栽培には不向きな環境の中で、生産者組合員が農薬を一切使わずに育てる。生産量が約10キロと少なく、高度な製茶技術を必要とすることから「幻のお茶」と呼ばれている。村地域おこし協力隊隊員の前田美沙さん(30)によると、摘み取った一番茶のみを地区内の製茶工場で超浅蒸しすることで、まろやかで強い甘みが引き出せるという。

粉末緑茶の製品化は諏訪市の高島城角櫓茶室でお茶を振る舞う裏千家教授の二村宗邦さん(72)の声掛けで、6月ごろに始まった。茶農家でもある前田さんと何度も試作を重ね、10月下旬に完成した。二村さんによると「苦味が爽やかで後味が甘い」という。

4日は永嶺誠一村長が下諏訪町を訪れ、下諏訪宿本陣岩波家で完成会見を開いた。引き続いて湖周3市町の首長らを招いた交流お茶会を開き、二村さんがお点前を披露。「天流」を抹茶のようにたてて振る舞った。金子ゆかり諏訪市長は「抹茶とは違うシャキッとする苦味。とてもおいしい」と話した。

高島城角櫓ではすでに天流でたてたお茶を提供しているほか、天龍村役場でも販売する。1缶20グラム入りで価格は2900円(税込み)。500缶限定で販売する。問い合わせは天龍村役場(電話0260・32・1023)へ。

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