県内とネパールの高校生 Zoomで交流

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ネパールの高校生にオンライン形式で折り鶴の作り方を伝える県内の高校生たち

県内各地の高校生26人が7、8の両日、駒ケ根市の国際協力機構(JICA)駒ケ根青年海外協力隊訓練所に集まり、「ネパール オンライン・スタディツアー」に参加した。ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を使ってネパールの高校生と交流したり、現地の人に英語でインタビューしたりした。日本国内にいながらにして、約5千キロ離れたネパールへの理解を深めた。

県内の一部の高校は例年、北米や東南アジアなどで現地研修を実施している。だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で海外渡航が厳しく制限され、今年度は断念。松本県ケ丘高校(松本市)が代替事業として同ツアーを企画し、他の高校からも参加者を募った。ネパールで活動した経験を持つ元協力隊員らが、両国の懸け橋として開催に協力している。

両国の高校生同士のオンライン交流では、日本側が折り鶴の作り方をネパール側に教えた。パソコンの画面を通して 折り紙を折る作業を実演し、あらかじめ正方形の紙を用意していたネパールの高校生も見よう見まねで制作。見事に完成させると日本側から「おー!」と歓声が上がり、万雷の拍手が湧き起こった。その後、英語での絵しり取りをしたほか、互いの国のイメージを聞き合うなどした。

上伊那地域から唯一参加した伊那北高校(伊那市)2年の生徒は当初、オンライン交流に不安があったものの、「海外に行かなくてもこういう形で交流ができることが分かった。これからも続けていきたい」と安堵の表情で語っていた。将来は国際協力の道に進みたい考えだという。

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