交通不便者17.7% 駒ケ根市民アンケート

LINEで送る
Pocket

駒ケ根市で日常的に移動する車やオートバイなどを持たない「交通不便者」は、市民全体の17.7%を占めることが、市地域公共交通協議会が行った市民アンケート調査で明らかになった。このうち、高齢者に多い通院の際に利用している交通手段の割合は、家族の送迎が6割、タクシーの一般利用が2割で、公共交通はデマンド型乗合タクシー「こまタク」の5%などにとどまった。

今年度策定する次期地域公共交通計画(2021~25年度)の基礎資料とする目的で、7~8月に市内3千世帯を対象に実施。1093世帯から回答を得た。

「交通不便者」は多くが10代の若者と80歳以上の高齢者。高齢者では女性が80~84歳の63.5%、85歳以上は96.0%に上ったのに対し、男性は80~84歳が19.7%、85歳以上は54.4%にとどまり、多くが車などの運転を続けている実態が浮かび上がった。

通院時の交通手段(複数回答)は、「家族の送迎」が62.6%で最も多く、「タクシーの一般利用」20.7%、「徒歩」12.8%と続いた。公共交通は「こまタク」が5.3%、JR飯田線と路線バスはともに1.3%だった。

買い物時(同)は「家族の送迎」が44.5%、「徒歩」26.7%、「自家用車」15.8%、「自転車」13.7%など。「こまタク」は2.1%、JR飯田線、路線バスはともに0.7%だった。

市内の公共交通について、回答者全体の43.7%が「足りていない」と回答。「足りている」は17.5%。市の公共交通が税金で運営されていることの認知度は55.0%で、2015年度の調査と比べ22ポイント減少した。

同協議会は「公共交通を必要としている層は減りつつある一方、安心して市民生活を送ることができる仕組みは不可欠」とし、次期地域公共交通計画で新技術の導入なども含めた公共交通の在り方を示すとしている。

おすすめ情報

PAGE TOP