防災無線受信機を希望の高齢者へ貸与 富士見町

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富士見町は、防災行政無線を室内で受信できる機器を町内75歳以上の高齢者宅に無料貸与する準備を進めている。難聴地域に住む人や耳が遠く、風雨が強い時に聞き取りにくいといった不便を感じているお年寄りの希望に応じて機器を貸し出す。関連条例を設けて町議会12月定例会で可決され次第、順次提供する計画だ。

災害時、住民への確実な情報伝達は自治体の大きな課題。町は近年、大雪や台風による停電、災害を教訓に防災力の強化を進めている。中でも情報伝達に力を注ぎ、住民に確実に情報が伝わるよう配信方法の多様化に取り組み、年次的に環境整備している。

今回、貸し出す受信機は、屋外設置の防災無線の放送内容を即時受信し、室内で聞ける仕組み。ボタン操作で簡易で、後からの再放送、聞き直しもできる。家庭用電源、乾電池いずれも使え、「停電で防災無線や有線告知放送が機能しない時の補助にもなれば」と町総務課防災危機管理係。

対象は75歳以上の独居、または高齢世帯のうち、配備を希望する人と、避難時の要支援登録者、屋外放送が聞き取りにくい地域の住民などとする予定。今年度は事業費3500万円で750台を確保する。

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