結婚式幹事会に焦点 演劇「絆すわ式」23日

LINEで送る
Pocket

本番に向け、他の出演者とリモートで台本を読み合わせる浜崎秀法団長=小林千冬さん宅

松本市を拠点に活動するアマチュア劇団「音光舞」(浜崎秀法団長)は23日午後5時から、演劇「絆 すわ式~思いは青空の如く~」を岡谷市カノラホール小ホールで上演する。シンポジウム「諏訪独自の伝統文化 幹事会」(最幸ウエディングを創る会主催)の一環。30年ほど前の結婚式をめぐる実話を基に、人のつながりの大切さを伝える。

新郎新婦の友人たちでつくる幹事会が、さまざまなアクシデントを乗り越えて披露宴を成功させる物語。絆が大きな力となり、困難を切り抜ける推進力になることを表現する。

最幸ウエディングを創る会(諏訪市中洲)の小原康会長によると、幹事会の文化は30年ほど前、諏訪地方では当たり前にあり、結婚式が決まると、友人が集まって披露宴の段取りや余興などを話し合い、企画していたという。幹事会がきっかけで地域の若者同士の絆が深まり、地域の助け合いの輪が強まる側面もあった。人と人との関わりの希薄化が指摘される中で、幹事会の意義を見詰め直そうと企画した。

出演は音光舞のほか地元の「劇団ゆーれー@サーカス」「宵待ちハニー」の団員を含め、諏訪地方を中心に小学生から60歳代までの10人。新型コロナウイルスの影響で集まって稽古することができず、10月末から平日の夜にリモートで台本の読み合わせなどを行っている。

浜崎団長(61)=松本市=は「子どもから年配者まで分かりやすい内容なので、ぜひ見てほしい」と呼び掛ける。作・演出を担当する劇団ゆーれー@サーカス代表の小林千冬さん(58)=岡谷市=は「劇を通して子どもたちに郷土愛を広めたい」と話している。

演劇後に開くシンポジウムでは、幹事会を通じた人のつながりを考える。小原会長と、サービス業向けのコンサルティング会社を経営する船坂光弘さんが語る。

入場無料。事前申し込みが必要で、定員は先着100人。申し込み、問い合わせは最幸ウエディングを創る会(電話0266・56・2282)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP