来年はリレーを 諏訪地域22日一斉にのろし

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8月の「狼煙リレー」では諏訪地方で唯一、岡谷市の花岡公園で発煙筒を使ってのろしを上げた=8月29日

下伊那、上伊那、諏訪をのろしの煙で結ぶ「狼煙リレー」を実施する住民グループ「武田信玄狼煙会」の諏訪支部は22日正午、諏訪地域の7カ所と山梨県北杜市の1カ所でのろし上げを一斉に行う。新型コロナウイルスの影響で諏訪地方では実施の調整がつかなかった地点があるため、リレーとはいかないが、一時は中止の可能性もあっただけに関係者は「ぜひ成功させたい」と意気込んでいる。

狼煙リレーは8月29日に下伊那郡根羽村から岡谷市湊の花岡公園までつなぎ、下諏訪町の桜ケ城跡で煙を確認した。今回は桜ケ城跡、諏訪市の大見山展望台、桑原城跡、武居城跡片山展望台、茅野市の上原城跡、小泉山山頂、富士見町の富士見高原リゾート創造の森望郷の丘展望台、北杜市白州町の中山砦跡で上げる。例年行っている諏訪市の有賀城跡、茅野市の鬼場城跡など7カ所では実施を見送る。

諏訪支部の秋山大一支部代表は「今年はリレーという形は難しく、のろしを上げる場所で行われるイベントも自粛するが、来年ののろしリレーにつながるように取り組みたい。自宅などから煙が立ち上る山を眺めてもらえたら」と話していた。

のろしは古くから緊急連絡のための通信手段として用いられてきた。戦国武将の武田信玄は京へ上る足場として南信州各地にのろし台を築き、一大伝達網を築いたとされ、現在の下伊那郡根羽村から甲府市まで約2時間で情報が伝わったと言われている。

同会は山梨県側の関係者とも協力し、信玄生誕500年に当たる来年、愛知県境にある根羽村の杣路峠から信玄が本拠地を置いた甲府市までつなぐのろしのリレーを計画している。

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