絵画キルト大賞入賞作品発表 原田泰治美術館

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最優秀賞作品(中)や優秀賞作品(左)を講評する原田さん

諏訪市原田泰治美術館は17日、画家原田泰治さん(80)の絵を布や糸で表現したキルト作品を募った「第15回絵画キルト大賞」の入賞・入選作品を発表した。北海道から沖縄県まで全国各地から43点が寄せられ、入賞6点、入選30点を選出。一針一針を丁寧に縫い込み、原田さんの細かな描写をキルトの世界観で表現している。

ふるさと絵画部門と挿絵・イラスト部門を設け、入賞作はすべてふるさと絵画部門だった。

最優秀賞は松本優子さん(応募時63)=愛知県。福島県の駄菓子屋を描いた「駄菓子」を縦125センチ、横146センチと大きな作品で表現した。たくさんの小道具や菓子などを高い技術力で細かく縫い上げた。原田さんは「お菓子は立体的で、取って食べたくなる」と評価する。

優秀賞は初受賞の市川美保さん(同57)=茅野市。信濃町の紅葉が湖面に映る「冬近し」を3年かけて製作した。市川さんが苦労したという湖面の揺らぎは、微妙に色の異なる布を縫い合わせて自然に仕上げている。

審査はキルト作家2人とともに実施。原田さんは「細かな筆で描いた絵を糸と布で表現するのは大変」としながら、「年々レベルは上がり、今年はコロナ禍で自宅にいたからこそいい作品が生まれていた」と話した。

入賞・入選作品は、原田さんの原画とともに12月10日から同館で開く「第15回絵画キルト展」に展示する。会期は来年6月13日まで。入館料は大人840円、中高生410円、小学生200円、障がい者(大人)410円。

入賞者は次の皆さん。

▽最優秀賞=松本優子(愛知県)

▽優秀賞=市川美保(茅野市)

▽部門賞(ふるさと絵画)=小川厚子(福岡県)

▽小関鈴子賞=山本俊子(埼玉県)

▽宮内恵子賞=在間知惠子(諏訪市)

▽原田泰治賞=寶田ミヱ子(東京都)

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