エッセイスト・黒川さん 飯島町に著書寄贈

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執筆本を下平町長に手渡した黒川さん(左)

「妻のトリセツ」などがベストセラーとなっているエッセイストで人工知能研究者の黒川伊保子さんが19日、生まれ故郷の飯島町を墓参りで訪れ、町に7作の執筆本を寄贈した。町役場で下平洋一町長に手渡し、「毎回町から眺める二つのアルプスに涙がこぼれる。全国各地に行くけれど、信州の山は日本一で最高。私も町のことを情報発信していきたい」と話した。

黒川さんは同町七久保で生まれ、4歳まで育った。父親の仕事の関係で栃木県に移ったが、大学を卒業するまでは夏や冬の長期休みには帰郷して、近くの川でサワガニを採ったりして遊んだという。

大学卒業後は脳の研究を続け、それを基にしたエッセーも反響を呼び、テレビのコメンテーターとしても活躍。全国各地で講演するなど多忙な日々だが、今も年に2回ほどは里帰りして墓参りする。

「イメージを養う小脳は高低差ある所で育つと発達する。子どもの頃、飯島町の自然の中で駆け回ったことが、今の発想力につながっていると思う」と黒川さん。

下平町長との懇談では「人工知能は道具に過ぎない。人間はその助けを借りて、もっと人生を楽しんでアイデアを出していけばいい」と話した。

コロナ禍で昨年4月以来の帰郷となったが、「やっと帰ることができた。振り返ってもアルプスがあるこの地は世界級。もっとアピールしたほうがいい。雪が残る春の山もいいが、紅葉の姿もすてきですね」と目を細めた。

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