公共交通考える 茅野でオンラインセミナー

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地域公共交通の在り方について意見を交わしたオンラインセミナー

茅野市は18日夜、地域公共交通を考えるオンラインセミナーを同市のワークラボ八ケ岳で開いた。スマートフォンのアプリを活用する乗り合いタクシー(AIオンデマンド交通)の実証実験を12月7日に始めるのを前に、地元で観光や産業に携わる人ら4人が今後の地域公共交通の在り方を展望した。県外の自治体や企業関係者ら約300人がオンラインで視聴した。

実証実験は高齢者らを対象にした乗り合いタクシーと、拠点とJR茅野駅を結ぶ高校生ら対象のバス運行の2本立て。内容を説明した市地域戦略課の田中裕之課長は観光客や別荘滞在者の利用を見据えつつ、「まずは限定したエリアで市民に受け入れられるか検証したい。(実験後の運用は)運行事業者らと議論したい」と述べた。

乗り合いタクシーの実証運行のシステムを構築したヴィア・モビリティ・ジャパンの西島洋史CEO(最高経営責任者)はスマホを持っていなくても代理の人が予約できる点などを挙げ、「誰にでも使いやすいのが特長」と強調した。

みやまの百瀬真希社長は働く女性が子どもの送迎を担っている現状を踏まえ、新たな地域公共交通の仕組みが機能すれば「女性の働く可能性が広がる」と歓迎した。

池の平ホテル&リゾーツの矢島義拡社長は蓼科や白樺湖などの観光地を訪れる約8~9割はマイカー利用者が占めるとし、マイカー以外の人の誘客へ「2次交通(バス)、3次交通(タクシー)の整備は必須」と述べた。

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