伊那市の西野工房 着け心地選べる麻のマスク

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ヘンプマスクの発売を発表する西野工房の西野さん夫妻

洋服の直しなどを手掛ける西野工房(伊那市)は20日、ヘンプ(麻)の生地で作ったマスクを発売した。独自の裁断方法により生地の地の目を上端部と下端部で変え、上下の伸縮性が異なるマスクで、上下を切り替えることで好みの着け心地を選んで着用することができる。新型コロナウイルスの影響でマスクが生活必需品となる中、少しでも快適に使ってもらうとともに、着け心地も楽しんでもらおうと開発した。

代表の西野雅也さん(37)一家は2018年4月に千葉県から移住。洋服の直しを手掛ける一方、自然素材で環境に優しいヘンプに着目し、ヘンプを使った洋服を作ろうと検討していた。しかし、新型コロナ感染拡大に伴いマスクが品薄状態となる中で、4月からヘンプのマスクを作り始めたところ、評判が良く、本格的な商品化に向けて開発を進めてきた。

妻の公美さん(39)らの意見も聞きながら試行錯誤。鼻の形でマスクの着け心地が変わったり、仕事などでよく話す人とあまり話さない人ではマスクに求める形が異なったりすることが分かってきた。このため、生地の裁断方法を工夫し、1枚のマスクで異なる着け心地を選べるマスクを考え出した。

西野さんによると、ヘンプの生地からマスクの生地を取る際に円形に取ることで上端部と下端部で地の目の角度が異なる生地が取れる。一つの円から8枚の生地が取れ、同じ地の目の生地を縫い合わせると、上下の切り替えでしっかりとした着け心地とゆったりした着け心地の二つの着け心地のマスクに仕上がる。伊那商工会議所の支援を受け特許も出願した。

西野さんは「ヘンプは夏は涼しく、冬は暖かい自然素材。消臭、抗菌、調湿機能もあり、マスクに最適。ヘンプの良さを感じてもらえたら」と話している。

価格はM、Lサイズとも1枚2500円(税込み、送料別途)。オンラインのみの販売となる。商品ホームページは(https://nishinokobo.thebase.in/)。問い合わせは西野工房(電話090・7715・4279)へ。

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