御柱祭と諏訪人”小さな物語” 来月6日パフォーマンス発表

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茅野市民館の演劇連続講座で、御柱祭を題材にしたパフォーマンスづくりが進み、3月6日午後1時から同館で発表する。市民20人が参加し、御柱祭を切り口に取材したさまざまな街の人を、一人ひとりがその人になり切って演じる。関係者は「小さな物語をつなぎ合わせて見えてくる今の街の姿を来場者と共有したい」と、制作に励んでいる。

講師は演劇家の柏木陽(あきら)さん(45)=東京都=が務めている。講座は1月15日にスタートし、週1回のペースで開く。これまでに、街に出ておんべの制作者を訪ねたり、参加者同士で取材の練習をしたりしてきた。各自が興味を引かれる人物に会って話を聞き、19日の講座では、取材してきた人物の仕草や話し方をみんなの前で再現してみせた。

取材対象は、御柱街道沿いに住む女性や土産屋の店主、新聞記者、初めて御柱の先端に乗る男性などさまざまで、祭りに興味のある人やない人、どちらとも言えない人も登場。あえて御柱祭に直接関わらない人にも取材を広げることで街の人と祭りとの多様な関わり方を表現することが狙いという。

2年ほど前に東京都から移住してきた市川和宏さん(68)=同市北山=は、長年にわたり御柱祭に関わる酒屋の主人に話を聞いた。「なぜこの地域の人を『諏訪人』と呼ぶのか不思議だった。取材してみて諏訪人の顔が見えてきた」と手応えを話した。

柏木さんは「御柱祭がこの街にとって何なのか見えてくる展示にしたい」と完成に期待している。

本番では、来場者が興味のある「展示」の前で立ち止まると一人芝居が始まる展示方法。午後4時までで、3時からは全ての物語を連続で上演する。

問い合わせは同館(電話0266・82・8222)へ。

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