25年前のタイムカプセル開封 下諏訪北小

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四半世紀ぶりに掘り起こしたタイムカプセル。中からは50周年に向けた25年前の熱い思いがあふれ出した

下諏訪町下諏訪北小学校の開校50周年記念式典実行委員会(瀬切陽一委員長)は21日、開校25周年記念で校庭に埋められたタイムカプセルの開封式を行った。実行委員や学校関係者のほか、カプセルを埋設した当時のPTA関係者ら約70人が参加。重機を使って掘り起こしたカプセルの中からは、四半世紀前の関係者から50周年に向けて送られた温かなメッセージや当時の思い出があふれ出した。

タイムカプセルは1995年度のPTAが、何か子供たちに夢を持たせたい-と学校創立25周年企画として実施。温泉まちにふさわしい温泉タンクをカプセルとして95年11月18日に埋設した。

開封作業は当初、当時の在校生ら多くの卒業生の参加を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、関係者のみで実施。開封式の様子はインターネットでライブ配信した。金属探知機で場所を特定し、重機で掘り起こし、地中深くからカプセルをクレーンで取り出した。

当時のPTA会長だった丸野芳一さん(69)がカプセルを開封。中からは50周年記念式典への祝電や横断幕、クラスごと箱に収めた児童のミニアルバム、埋設当日の新聞などが現れた。中には各クラスの音楽会の演奏を録音したカセットテープと新品のカセットデッキもあった。

丸野さんは「写真も劣化せず想像以上にきれいな状態で出てきてくれてうれしい」と昔を思い起こし、「出てきたものを当時の在校生に早く渡してあげたい」と話した。埋設当時3年生で、現在は2人の子どもが同校に通う宮沢健郎さん(34)は、箱の中から出てきた25年前の自分と対面。「孫やひ孫が北小に通うようになる75周年、100周年にも関わっていられればうれしい」と話していた。

瀬切委員長は「25年前の人たちの思いを胸に、心に残る50周年式典を開きたい」、唐澤裕子校長は「50周年のことを考えてくれたプレゼント。25年前の皆さんありがとう」と話していた。

カプセルから出てきた横断幕は、来年1月9日に開催予定の50周年記念式典で飾り、当時の校長らがしたためた祝電も読み上げられる。

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