県内インフル罹患者1人 コロナ予防が要因

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今季のインフルエンザ罹患者が、例年に比べて極端に少ない状況が続いている。県感染症対策課によると、県内87カ所の定点医療機関から報告があった9月以降の罹患者は今月15日までにわずか1人。新型コロナ ウイルス予防の マスク着用や手洗い、消毒といった対策がインフルエンザの予防にもつながっているとみられるという。

同課によると、今季の罹患者1人は10月中旬に把握された松本保健所管内の3歳児のみ。2016~19年の第36~46週(9月上旬~11月中旬)の罹患者はそれぞれ40~292人で、今季の罹患者は少なくとも過去5年で最少となっている。

インフルエンザと同様に主に飛沫や接触で広がる感染症で、例年秋から冬に流行する感染性胃腸炎やRSウイルス感染症のほか、夏に多い手足口病なども今年の報告数が少ないという。同課の担当者は「新型コロナの予防が他の感染症が少ない要因の一つと考えている」と説明した。

ただ、インフルエンザの流行目安としている定点当たり1.0人以上の罹患者が出てくるのは近年では11月中旬から12月上旬で、今季はコロナとの同時流行が懸念されることも踏まえて担当者は「例年であればこれから流行時期に入るので、引き続きせきエチケットなどの予防に努めてほしい」と呼び掛けた。

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