2016年08月19日付

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自治体にある運動施設などの呼称や愛称に企業名などを付与する権利「ネーミングライツ」(命名権)の取り組みが進んでいる。自治体にとっては権利について年間契約することによる財源確保、企業には宣伝効果が望める▼具体的には横浜国際総合競技場の「日産スタジアム」、プロ野球ソフトバンクホークスの本拠地「福岡ヤフオク!ドーム」などが知られる。県内で命名権を導入している施設は県民文化会館(ホクト文化ホール)、県営飯田野球場(綿半飯田野球場)などの例がある。ちなみにプロサッカーJ2の「松本山雅」本拠地の県松本平広域公園総合球技場の「アルウィン」は命名権による名前ではなく愛称▼諏訪市は今夏から、諏訪湖スタジアムをはじめ市有スポーツ施設4カ所について命名権の募集を始めた。自主財源確保につなげようと、来年4月から実施する予定。契約金額はあらかじめ設定せず、応募する際に希望金額を記入してもらい、選定後に協議して決める。使用期間は原則3年以上だ▼サッカーJ3の「AC長野パルセイロ」の拠点である南長野運動公園総合球技場(長野市)は、命名権者を公募したが名乗り出る企業がなく、愛称を公募するという。諏訪市の担当者にとっても、まずは企業側の募集があるのかが気をもむところらしい。いずれにせよ、地元住民が使用する施設。市民に長く親しまれる名前であってほしい。

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