諏訪湖きれいに サロンしもすわで座談会

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下諏訪町富士見町のサロン「しもすわ」で24日、諏訪湖の浄化に関する座談会が開かれた。日ごろから諏訪湖浄化に関わっている人ら約20人が出席。それぞれの立場から諏訪湖の水質浄化、環境改善に向けた意見を出し合い、情報を共有した。

同サロン代表の樽川通子さんの呼びかけで開催。諏訪湖漁協関係者や諏訪湖のヒシ駆除に力を入れてきた下諏訪町連合婦人会メンバー、諏訪地域振興局職員7人、地元県議(毛利栄子、小池久長、宮下克彦各氏)らが参加した。

諏訪湖漁協元代表監事の吉澤忍さんは「諏訪湖の水質は漁師や魚種・生息量の激減、カワウ被害の増加など漁業に影響している」とし、「魚が獲れないから漁師が減る。魚が獲れないのは諏訪湖の環境に問題があるから。諏訪湖は魚がすめない貧酸素状態にある」と指摘した。

同漁協元組合長の藤森貫治さんは「海での漁は衰退の一途をたどっているが、内陸(川や湖)の漁業は管理ができる。これからの日本の食糧事情を考えると内陸漁業は重要になる」と指摘。「県議も諏訪湖の状況をよく認識し、大きな目標を掲げてまい進してほしい」と要望した。

諏訪湖などで水上土木工事を手掛ける小松土木の小松久雄会長は「湖底にヘドロが堆積し、あと数年で船が着けられる場所がなくなる」と危惧。「ジョギングロードなどの整備は進むが、県は諏訪湖の水の管理をする気があるのか分からない」とし、しゅんせつを強く求めた。

これに対し、地域振興局の小山靖局長は「いろいろな立場の人がいて、それぞれ言っていることに間違いはない。目指すところは同じで、力を合わせて諏訪湖をきれいにしていくことが県の役割」と語った。また各課や諏訪建設事務所が進めている諏訪湖浄化対策も報告された。

現在、諏訪湖環境研究センター(仮称)の設置が検討されているが、出席者の多くは、問題解決に向けたセンターの役割に大きな期待を寄せていた。

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