諏訪地域の高校将来像 提言書の素案了承

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県教育委員会と諏訪6市町村教委は26日、旧第7通学区の県立高校と教育の在り方を検討する「諏訪地域の高校の将来像を考える協議会」の第6回会合を諏訪市文化センターで開いた。これまでの会合で地域産業界や地元中学生と保護者、県立高校9校の同窓会から寄せられた意見を集約した「諏訪地域の高校の将来像についての意見・提言書」の素案を審議し、事務局の提案通り了承した。提言書は12月下旬からの住民意見募集を経て最終案にまとめ、今年度末までに県教委へ提出する予定でいる。

素案は6章で構成。第1章では少子化による生徒数の減少や大学進学を目的にした山梨県の中高一貫校、松本地区の高校への生徒流出など、諏訪地域の高校の現状を示し、第2章では▽探究的な学びの推進▽魅力的な学びの場の構築―など現在の地域内高校が抱えている課題を盛り込んだ。

第5章の「諏訪地域の高校の将来像について」では、地域内高校を▽都市部存立普通校▽都市部存立専門校▽中山間地存立校―に分類。「卓越した探究的な学びと地域や世界の課題解決を考える」(都市部存立普通校)、「地域の産業界と連携し学びを深める」(都市部存立専門校)、「地域の学びの拠点」(中山間地存立校)など各高校の将来的なイメージ像を明確にした。

協議会会長の金子ゆかり諏訪市長は開会あいさつで「さまざまな意見を組み込んで、諏訪地域の高校の将来像を県に伝えたい」と話した。

提言書素案は審議結果を踏まえて、12月下旬から約1か月間、住民の意見募集を行う。素案は6市町村教委事務局窓口や各市町村ホームページで閲覧でき、書面で意見を受け付ける。協議会では住民意見を受け、来年2月に予定している第7回会合で最終案を作成する。

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