迫力「アマビエ」疫病退散願う 辰野

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疫病退散の思いを込めて作ったアマビエ像と松澤覚一さん、松澤東三さん(左から)

辰野町唐木沢の松澤覚一さん(75)と松澤東三さん(75)が、疫病退散の御利益があるとされる半人半魚の妖怪「アマビエ」の木像を製作した。チェーンソーなどを使って丸太を加工した、立体感あふれる作品。唐木沢グラウンドの入り口にどっしりと立ち、地域に新型コロナウイルスがまん延しないよう、にらみを利かせている。

2人は遠縁の親戚で日ごろから交流。東三さんが趣味の木彫で小さな像をこしらえたところ、覚一さんが「地域の守り神として、もっと大きなものを作ろう」と発案した。

クリ材の丸太を生かした木像は、高さ約150センチ、重さ約300キロの立派なサイズ。3日間かけてチェーンソーで全体を削り、のみで足やうろこを造形した。目やくちばしはヒノキなどの枝を打ち込んで迫力たっぷりに飛び出させ、髪の毛は赤や黒色の麻ひもでカラフルに仕立てた。

設置後は早速、近所の人の注目の的になっている。2人は「コロナ第3波が広がる中、何かしなくてはと考えた。作ってみると愛着が湧いてしまうが、一日も早く事態が収束して念願がかない、木像を撤去できればいいね」と話している。

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