制約乗り越え諏訪響定演 カノラで来月13日

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定期演奏会に向けて練習に励む諏訪響の団員

諏訪交響楽団は12月13日、第167回定期演奏会を岡谷市のカノラホールで開く。5月から延期していた定演だが、新型コロナウイルスの感染防止策を徹底して開催をかなえる。同楽団は「来場者に元気を届けたい」と意気込んでいる。

演目は5月に演奏しようと練習していたベートーベンのレオノーレ序曲第2番作品72a、チャイコフスキーの交響曲第5番ホ短調作品64など3曲の予定。コロナ禍で約3カ月半の休止後、6月中旬から練習に励んできた。楽器のグループごとに練習日を分散させたり、楽譜の数を増やして奏者同士の間隔を確保したり。通常とは異なる制約の中で工夫を重ねてきた。

9月ごろには親子も楽しめる無料コンサートを予定していたが、感染状況を鑑みて中止した。副理事長の滝沢研さん(55)は「コロナ禍で音楽活動が制約を受け、諏訪響の歴史でもなかったこと。団員にはつらさや戸惑いもあったが、ようやくコンサートにこぎ着けた。音楽のともしびを絶やさないようにできる限りの形で開きたい」と話した。

感染防止のためにさまざまな対策を取る。客席は半数に減らし、扉は開放する。奏者同士の間隔もできる限り確保し、演奏会の時間短縮も。来場者にはマスク着用や連絡先などの記入を求め、体調が悪い人は来場を控えてもらう。また、エキストラ演奏者も県内在住者に限るという。

指揮者の濱一さんが、今年度で閉校となる諏訪市城北小学校の出身という縁から同校に無料招待券を配布し、有志の親子を招待するという。

午後1時開場。午後2時開演。入場料一般1000円、高校生以下500円。問い合わせは同楽団事務局(電話0266・27・6517)へ。

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