11月の県内コロナ 過去9カ月分累計上回る

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連日にわたって2桁を超える新型コロナウイルス感染の発表が続いた11月。月別の感染者の累計は過去最多となる375人に達した。これは2~10月に陽性となった計343人を上回る数で、全体の半数以上がわずか1カ月間で確認される事態になった。感染「第3波」はこれまでにない拡大の様相を呈している。

県松本保健所管内で初の感染者が出た2月以降、県内に感染第1波が到来した4月の感染者は58人で、第2波の中心となった8月は150人だった。その後いったん落ち着きを見せたが、11月に入って急速に拡大。11月18日には1日当たりで最多の30人の感染発表があった。

拡大要因となったのは、長野市の飲食店で相次いだクラスター(感染者集団)の発生。店舗外への感染の広がりも見られた。こうした長野市など北信地方の拡大にとどまらず、11月中旬以降は東信や上伊那地域でも感染者が目立つように。同18日から連日の感染確認が続く上伊那では、この間の感染者が計35人に膨らんでいる。

感染者の急増に伴う医療機関の負担増や、感染経路がたどれないケースがあることも不安視されている。県健康福祉部の加藤浩康・感染症医療対策監は同30日の会見で「感染者が増えている地域では緊張感を持って対応していただきたい」と呼び掛けた。

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