中川村・大鹿村・湖西市が民間交流促進へ

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中川村は長野、愛知、静岡の3県を結ぶ三遠南信自動車道の将来的な開通を考慮し、今後、静岡県湖西市と下伊那郡大鹿村の3市村間で協調した民間交流を進める。今月上旬、中川村で開いた中川どんちゃん祭りには湖西市の三上元市長と大鹿村の柳島貞康村長が来場。中川の曽我逸郎村長が2人の首長を住民に紹介し、「3市村が手を組み、海と山の地域間交流を促進したい」と抱負を述べた。

湖西と中川は、三上市長が世話人を務め、曽我村長らが会員となる「脱原発をめざす首長会議」が縁で親交を深めている。湖西と大鹿は双方に古くから伝わる湖西歌舞伎と大鹿歌舞伎が縁で、すでに交流をする間柄。中川と大鹿は村境を接し、生活文化の面で交流が盛んな上、ともに「日本で最も美しい村」連合に加盟する村の共通点がある。

人口は湖西市が約6万人、中川村が約5000人、大鹿村が約1000人。曽我村長と柳島村長は「湖西市は大きな都市だが、大鹿と中川が協力すれば民間交流の住民を受け入れられるし、山間地の魅力を十分に感じてもらえるはず」と話す。一方、三上市長は「今後、三遠南信圏域の交流は経済や観光の視点からも重要になる。中川、大鹿の皆さんには海を見に来てほしい」と呼び掛けた。

今夏のどんちゃん祭りでは湖西伝統の浜名湖大太鼓と、大鹿の住民でつくる大鹿太鼓が招かれ、中川の陣馬太鼓とともに演奏を披露した。

浜名湖大太鼓は市内各地にあり、秋祭りで奉納される。今回来場したのは住民有志の保存会「新宮連合」で、太鼓は個人会員が約400万円を出資して作った。和牛1頭分の皮革を使った直径2・3メートルは「1枚皮では日本一の大きさ」(保存会)だ。どんちゃん祭りでは三上市長も笛を吹いて演奏を盛り上げた。

三上市長は「中川の皆さんの評判が良ければ次回も祭りにお邪魔したい。3市村間での太鼓の競演も面白そう」と話していた。

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