八ケ岳自然文化園再整備 今年度中に全体構想

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夏には人気イベント「星空の映画祭」が開催されるコンサート広場を視察する参加者=原村の八ケ岳自然文化園

原村は、村所有の八ケ岳自然文化園の全体構想を今年度中に策定する。開園から30年が経過し、施設老朽化の改善やニーズの変化に対応した再整備が必要と判断。将来にわたった文化園の目指す姿を基本方針や具体的な計画にまとめ、来年度以降、村の実施計画に盛り込んでいく方針。3、4日には村の受託業者が関係者を招いて現地視察会を同園で開いた。

同園は1989年開園。土地や施設は村の所有で、村振興公社が指定管理者となり運営する。プラネタリウムや展示室、セミナーハウスなどが入る自然観察科学館やレストランなどの屋内施設と、パターゴルフやドッグラン、芝生広場、野草園などの野外施設を有する。村からの管理委託料は年間約3500万円。

園内のグレステンサマースキー場が2018年に閉鎖され、跡地利用を模索する中で、長期にわたる園全体の課題や改修の必要性が高まったという。今年度、合同会社「ヤツガタケシゴトニン」(同村)に全体構想の策定業務を委託。同社は同園の現状整理やニーズの把握、先進事例の調査、課題の抽出などを行い全体構想プランを来年3月までに作成する。

4日は村観光連盟や村振興公社の役員、村職員ら約25人が視察会に参加。同園職員の案内で約2時間かけて施設内を回り、最後にアンケートに記入した。村内の小中学生にもアンケートを実施する。年明けにはワークショップなどを予定している。

参加した上里区長の百瀬薫さん(59)は「グレステンサマースキー場跡地は各地で人気の『星空テラス』とかに利用できないか。自然を残しながら改善していってほしい」と望んだ。同社代表の中村洋平さん(40)は「次世代に文化園をいいものとして引き継ぎたい。その方向性を示すプランにしていきたい」と話した。

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