茅野市運動公園陸上競技場 「公認」更新は?

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日本陸連第3種公認を更新するかが課題になっている茅野市運動公園陸上競技場

諏訪地方唯一の日本陸連第3種陸上競技場である茅野市運動公園陸上競技場の公認施設の有効期限が2021年11月末に近づく中、市教育委員会は公認を更新するか検討している。結論は出ていないが、市教委によると、5年ごとの更新に伴う改修費が高額になる見通しで、「コロナ禍もあり財政負担が大きい」と更新に難色を示す。一方、陸上関係者は公認施設でなければ公認記録が残らないとし、「中高生らの競技力向上に影響する恐れがある」などと更新を求めている。

市教委によると、公認を更新する場合、要件を満たす改修工事が必要で、来年度は傷みが目立つ第1レーンや跳躍用助走路など削れたウレタンを平らにする改修などに8000万円程度を要する見込み。これに対し、公認更新をせずに機能維持する場合は来年度以降に修繕工事として6000万円程度に抑えられる上、優先度の高い箇所から段階的に工事できるという。

来年更新しても26年度の次の更新時の改修にはさらに5000万円程度かかる想定。市教委スポーツ健康課は「予算確保には基金を取り崩さざるを得ない可能性があり、更新は厳しい」とする。

陸上競技場は公認施設として県レベルや諏訪広域、全市的な記録会・大会などに使用されている。陸上関係者は、公認を更新しなければ公式記録が残らないため、正式な記録会や大会が開けなくなる-と危機感を募らせる。

年間利用者数は2万5000人余に上り、陸上関係者は11年の更新時の全天候型対応工事以降、利用者が増えているとし、中高生らにとっては上位大会を目指す競技力を身に付ける拠点になっていると指摘。「多くの人に愛され、必要とされている施設。補助金獲得など改修費の財源確保を工夫し、公認施設として存続してほしい」としている。

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