車山山頂に展望テラス 12日オープン

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茅野市が絶景スポットの車山山頂に整備した木製の「スカイテラス」。12日に記念式典を開いてオープンする

茅野市が車山の山頂(1925メートル)に建設していた展望テラス「スカイテラス」がほぼ完成し、12日に記念式典を開いてオープンする。八ケ岳連峰や富士山、南アルプスがほぼ正面に見える眺望地に整備。約300平方メートルの広さを確保し、誰もが旅を楽しめるユニバーサルツーリズムにも対応する。車山高原の観光事業者らとともに、茅野観光のシンボル施設の一つに育て上げる考えだ。

木製テラスは幅30メートル、奥行き10メートル。上下2段構造にして腰掛けられるようにもし、両端にスロープを設けた。気象レーダー観測所の脇を通る既設の遊歩道とも接続。「清水の舞台」のような、山麓側にせり出したスペース(3メートル×3.5メートル)も設置した。

山麓からリフトを2本乗り継ぐと、山頂には15分ほどで到着できる。車山高原スカイパークリゾートを運営する信州綜合開発観光(同市)によると、駅から山頂までの間には石畳の階段があるが、来春以降、その脇に車いす用通路を整備する計画。アウトドア用車いす「HIPPO(ヒッポ)」や、けん引式補助装置「JINRIKI(じんりき)」の配備も進める。

市によると、事業費約4000万円のうち45%は国補助で賄った。設計は建築設計工房オビ一級建築士事務所、施工はイマージが担った。

12日は、車山高原観光協会の主催で午前10時半から記念式典。風船を飛ばすなどして完成を祝う。山麓特設ステージでは同11時半から、平昌冬季五輪男子モーグル銅メダリストの原大智さん、今井敦市長らによるトークを開催。スタンプラリーや甘酒、豚汁の振る舞いもある。スキー場の今季オープン日でもあり、多くの来場を呼び掛けている。

元日は「ご来光ツアー」として、日の出時刻に合わせたリフトの特別運行を行う。信州綜合開発観光は「来年の夏山シーズンに向けても、山頂スカイテラスでの多様な楽しみ方を検討し、提案していきたい」と話している。

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