三峰川「きれいな水」 水生生物調査

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三峰川の水生生物を調べる子どもたち

三峰川の水生生物を調べる子どもたち

国土交通省天竜川上流河川事務所(駒ケ根市)は20日、伊那市美篶の三峰川で水質を判定する水生生物調査を行った。地元の子どもや保護者ら約80人が参加し、川に親しみながら水中の生き物を採取。判定の結果、同地点は9年連続で「きれいな水」となった。

辰野町から飯田市までの天竜川上流域本流と支流を対象に、1984年から毎年実施している調査で33年目。今年の調査はこの日の三峰川で終え、調べた12カ所全て2年連続で「きれいな水」と判定された。1994年ころまでは「きたない水」も目立ったが、近年はほぼ全地点が「きれいな水」となっている。

今までも伊那谷の子どもたちが参加して調査を行ってきたが、今年は募集案内チラシを小学生から高校生全員に行き届くよう配布。約680人が参加し、昨年の4倍にまで増えた。

三峰川会場は毎年三峰川みらい会議と共催で開き、この日も地元の青島児童会の小学生をはじめ、市内外の児童、生徒が熱心に調査。川底の石の裏から生物を採取した宮田村宮田中1年の鹿島大夢(ひろむ)君(12)は「川にはたくさんの生き物がいることが分かった」と笑顔を広げた。

全ての調査結果は冊子にまとめ、秋に発行する予定。同事務所の加藤博調査課長は「川の自然にじかに触れてもらうことで、水質をはじめ河川環境について気付いてもらえれば」と話した。

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