学校給食センター移転新築へ 南箕輪村

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移転新築の計画が示された南箕輪村の学校給食センター

南箕輪村は7日、学校給食センターを移転新築する計画を村議会全員協議会で示した。児童生徒の増加により、南箕輪小学校敷地内にある既存施設が手狭になり、基準に対応した調理スペースを確保できていないため。衛生管理やアレルギー食への対応が強化された新施設を建設し、必要となる給食量を提供できる態勢を整える。

村教育委員会によると、現在の給食センターは、ほぼ新築に近い形で1999年に大規模改築工事を行った。鉄骨平屋建てで、建築面積は523平方メートル。南箕輪小と南箕輪中学校の児童生徒および教職員を対象に配食している。想定食数は1日1200食だが、近年は約1400食を調理しており、今後数年間もほぼ同数での推移が続くとみている。

既存施設の問題点は▽施設面積が狭いため、現行の学校給食衛生管理基準を満たしていない▽増加傾向にあるアレルギー食(現在54食)に対応するスペースが確保できない▽各設備の老朽化が目立ち、修理箇所が多い▽換気空調環境が悪く、食品衛生上、職員の労働環境上の問題がある―など。増改築した場合は最低でも9カ月間の工事期間が必要となり、その間、アレルギー食や栄養面の基準を満たした給食の提供が困難になるという。

新施設の移転先は検討中だが、建築面積は既存施設の約2倍、総事業費は8億4300万円を見込む。起債や国の補助を活用し、村の実質負担は5億6200万円。2023年度の供用開始を目指す。南部小学校は自校調理方式を取っているため、従来通り2小中学校の給食を調理する。唐木一直村長は「学校給食センターの整備は村の最重点課題。一番は(移転先の)用地問題になる。今後詰めていかなければならない」と述べた。

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