諏理大生を地域で応援 プロジェクト始動へ

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学生を応援するプロジェクトへの参加を呼び掛ける唐澤範行理事長、守屋正光茅野商工会議所専務理事、小越澄雄学長(右から)

公立諏訪東京理科大学(茅野市豊平)は10日、コロナ禍で経済的余裕がない学生の生活を諏訪地域全体で応援する「公立諏訪東京理科大学学生応援プロジェクト」を発表した。学生に対する特典を用意した事業所の情報を大学が提供し、学生が加盟事業所で消費活動や交流を行うことで地域の多様な魅力に触れ、地域活性化を狙う取り組み。年明けにも本格始動する見通しだ。

同大には、大学院生も含め1300人超の学生が在籍。7割以上が県外出身者で、茅野市を中心に諏訪地域で約1100人が生活している。

学生生活は、新型コロナウイルスの影響で大きく変化。保護者の収入減やアルバイトの減収などを理由に生活に困窮する学生が増加し、国の高等教育の修学支援新制度を利用して学費を全額免除とした学生が100人以上に上るなど、大学の想定以上に経済的に厳しい学生が多い実情が判明したという。大学も授業料減免や給付金支給などに取り組んでいるが、地域ぐるみでの学生の生活支援が必要と判断し、諏訪6市町村の商工会議所の協力を得て企画した。

プロジェクトでは、加盟事業所は「応援店舗」となり、店頭に桃太郎旗やステッカーを提示。学生証を提示する学生と家族に対し、飲食店は大盛りやドリンク無料、小鉢サービス、小売店は割引料金の設定など「ほんの少しの手助けになる特典」を提供する。近日中に、大学ホームページに特設サイトを開設し、加盟事業所が確認できるようにする予定。

10日に同大で開いた記者会見には、大学関係者が出席し、6市町村の各事業所に参画を呼び掛けた。唐澤範行理事長は「地域の方に応援をいただくプロジェクト。学生と地域双方のコミュニケーションを活発化し、コロナ後のさまざまな活動につなげていければ」と期待を寄せた。

申請書は、同大や茅野商工会議所のホームページから印刷できる。同大にメール(gakusei_event@admin.sus.ac.jp)などで申し込む。

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