絵画キルト展始まる 原田泰治美術館

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キルト作品と原画が並ぶ展示。オープニングセレモニーでは原田さん(中央)があいさつをした

諏訪市原田泰治美術館で10日、「第15回絵画キルト展」が始まった。画家原田泰治さん(80)の絵画を糸と布で再現したキルト作品を募ったコンテストの入賞・入選作品計36点を展示。それぞれ原田さんの原画と合わせて並べ、原画とキルトの世界観を楽しめる。来年6月13日まで。

全国から43点の応募があり、いずれも一針一針細やかに縫われた労作。パッチワークやアップリケ、刺しゅう、布の染色など多くの技法が駆使され、展示作品の中では最長5年かけた力作もある。

優秀賞を受賞した市川美保さん(57)=茅野市本町=は、母親の伊藤みゑ子さん(86)=伊那市西町=が入選し、親子での選出となった。娘の市川さんに助言をもらいながら、制作を進めたという伊藤さんは「入選は夢のよう。今後もこつこつ続けたい」。市川さんは「親子で同じ趣味を持てて、同じ苦労が分かる。(原田さんの作品は)細かくて苦しい作業だが、完成時の達成感がとても大きい」とやりがいを語った。

初日はオープニングセレモニーを開き、多くの来場者が訪れた。作品に近づいてじっくり鑑賞し、「すごく細かい」などと感心していた。原田さんは「気の遠くなるような素晴らしい作品ばかり。原画とキルトをゆっくり鑑賞してほしい」と呼び掛けた。

家族の風景を描いた原田さんの作品が並ぶ企画展「家族の風景」(来年4月18日まで)も始まった。午前9時~午後5時。月曜(祝日は開館)と12月28日~1月1日、4月20日は休館。入館料は大人840円、中高生410円、小学生200円、障がい者(大人)410円。

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