「日本の風景描いていきたい」 小杉さんトーク

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諏訪市美術館で20日、洋画家の小杉小二郎さん=東京=のギャラリートークがあった。同館が開催中の企画展「小杉小二郎―窓辺物語」の関連イベントとして行った。小杉さんが同館学芸員の質問に答える形で進行。長年滞在していたフランス・パリの思い出や、今後の制作姿勢などを話した。

小杉さんはユーモアも交え、数々のエピソードを紹介した。師事した洋画家、中川一政(1893~1991年)の書生として渡仏する際、中川から「1カ月前にフランス語の勉強をしろ―と言われが、嫌とは言えず『はい』と答えた」とし、同伴させたのは「飯炊きができ、運転ができ、キャンバス張りがうまかったから」と笑顔で明かした。

今は東京で「午前4時から仕事をし、音楽を流しながら制作している」と紹介。今後は「日本の風景をできるだけ描いていきたい」と抱負を述べた。「静物作家」として画面構成は「常に主役、脇役を考える」とした上で「絵描きになってしまったら絵中心の生活になる」と指摘。「絵は絵描きという演出家によって完成していく。絵描きは油断できない仕事」とも語った。

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