園舎各所に童画の世界観 西堀保育園が完成

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新園舎に設けた「あるき太郎」の壁画を眺める今井竜五市長

岡谷市が整備を進めてきた西堀保育園(愛称・イルフ西堀保育園)の建設工事が完了し、11日、同園で竣工検査が行われた。発達支援施設を併設した地域の子育てを支える拠点施設で、同市出身の童画家武井武雄の生家と隣接する旧園舎を取り壊して建設。保育園は21日の開所、市子ども発達支援センターは来年度からの運営を計画しており、13日には市民対象の見学会を開いて施設を一般公開する。

市の保育園整備計画・前期計画に基づく事業。建物は発達支援施設を併設する部分が鉄筋コンクリート造り2階建て、このほかは木造平屋建て(延べ床面積1519平方メートル)で、1階に保育園、2階に発達支援センターが入る。定員は年少児以上が75人、未満児が25人、発達支援センターは20人程度の利用を想定している。

建設費は約6億円。建物のデザインには武井武雄を顕彰する目的で、武井作品のキャラクターや童画の世界観を採用している。正面玄関前には生家の長屋門を再現した玄関の差し掛けを設置し、門の扉を再利用。外壁や建物内には「あるき太郎」や「ラムラム王」など武井が生み出したキャラクターがさまざまな場所に描かれている。1階には生家の居間を再現した和室の相談室も設けた。

竣工検査には市の関係者や市議会議員、建設業者など約50人が出席。生家のイメージや武井作品をデザインに生かした新施設をじっくりと見学した。今井竜五市長は「安全安心な保育環境の整備がまた一つ図られた。発達に特性がある子どもたちの育ちを支える環境も整えられ、子育て支援のさらなる充実につながる」と歓迎した。

13日の市民見学会は午前10時~午後3時。園の駐車場は利用できないため、車での来場を控えるよう呼び掛けている。

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