富士見の障がい児デイサービス 介助入浴導入

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重度障がいの子どものデイサービスで今年度導入した入浴設備

一般社団法人ぞうさん(本社・原村、原田健理事長)が富士見町内で運営する障がい児のための発達支援、放課後等のデイサービス「放課後のぞうさん」、「児童のぞうさん」は今年度から介助入浴サービスを新たに導入し、重い障がいを持つ子どもの家族の負担軽減に貢献している。

■自身の経験から

同施設は2017年に開設。医療ケアを必要とする重度障がいの子どもも受け入れ、諏訪、岳麓地域から14人が利用している。重度障がい児を育てる原田さん夫妻が、自身の経験を基に立ち上げた。

原田さん夫妻は「障がいが重くなるほど受け入れてくれる施設が少ない」現状に長らく苦労を重ねてきた。「子どもが成長するにつれて入浴介助も大変さを増す。施設利用を断られ、『私が看なければ』と孤軍奮闘している親御さんたちのために日常を支える施設が必要」と、妻で施設運営にあたる理事の記代美さんは思いを語る。

■日常生活の支援

原田さんによると、障がい児の入浴サービスは事業収益につながらないうえ、職員の作業負担が重いため取り組めない施設が多いという。しかし、「保護者がデイサービスに求めるのは、社会性を養う学びや体験よりも日常生活の支援」。専任看護師を配置し、発作時の適切な対応、子ども個々の状態に応じた食事の提供、富士見高原病院と連携した機能訓練などで安心も高めている。

記代美さんは「保護者が悩みや思いを相談できる場にもしたい」と門戸を開いている。

問い合わせは同施設(電話0266・78・3264)へ。

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