防災学ぶ”夏祭り” 諏訪市四賀小PTA

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防災に特化した夏祭りで非常用包装食の炊き出し体験をする親子たち

防災に特化した夏祭りで非常用包装食の炊き出し体験をする親子たち

諏訪市四賀小学校PTA(矢崎賢一郎会長)は20日、防災に特化した体験型夏祭りを校庭と体育館で開いた。児童や保護者、教職員、防災関係機関の職員ら420人が参加。非常用包装食の炊き出し体験やクイズなどを通じ、防災・減災意識を高めたり「自分の身は自分で守る」大切さを学んだりした。災害現場でも活躍する小型無人機ドローンが飛行する様子も見学した。

体験型の夏祭りは恒例行事だが、土砂災害や浸水被害が起きうる場所が学区内に散在するほか、大規模地震が頻発していることを踏まえて防災に重きを置いた。

炊き出し体験では、炊飯袋に無洗米と水を入れてから袋の中の空気を抜き、口を輪ゴムでしっかりと結んだ。市赤十字奉仕団から、避難所などで箸や食器がなくても衛生的に食べられるといった利点を聞いた児童たち。完成品チェックで「上手に出来たね」と褒められると、「やった」と笑みを浮かべた。

県諏訪建設事務所は、建設部が保有するドローンを校庭で飛ばし、上空30~40メートルから撮影した動画を参加者に見てもらった。職員は「御嶽山噴火災害や県神城断層地震でも活用され、人が入れない場所の迅速調査につながった」と説明。5年生の浜小春さんと伊藤朱璃さんは「高く上がってびっくり。災害が起きた時に力になってくれそう」と話していた。

同校PTAの副会長で、教育問題研究委員長の内山雅章さんは「年度の始めから熊本地震や大雨災害が起き、改めて災害はひとごとではないと思った。今回の体験を通じて知識が深まり、いざという時に適切な行動ができる子になったり、家族で防災について話し合う機会が増えてくれればうれしい」と願っていた。

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