上伊那の高校生が選ぶ「読書大賞」 結果発表

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「読書大賞」に決まった「雨の降る日は学校に行かない」を手にする事務局校・赤穂高校の図書委員ら

上伊那高校図書館協議会の生徒研究会が15日、遠隔会議システム「Zoom(ズーム)」を使ってオンラインで行われ、「上伊那の高校生が選ぶ『読書大賞』2020」の結果が発表された。今年度の大賞は「雨の降る日は学校に行かない」相沢沙呼著(集英社)で、読後の満足度で高評価を得た。

12回目を迎える今年度のテーマは「希望」で、新型コロナウイルス感染拡大の影響が広がる中で、未来への希望を感じることができる作品が選ばれた。協議会に参加する上伊那地方の公立8校から一次候補として挙がった作品を6作品に絞り込み、各校で再度投票し、集計した。

大賞作品には、生徒から「現実味のある話がすごく引き込まれた」「少し悲しくなる話だったがほっとする瞬間が中にあって思わず涙した」などと感想が寄せられた。事務局校として協議会副会長を務めた赤穂高校図書委員長の生徒は「コロナの影響で、私たちはコロナ世代だとか諦め世代だとか言われるのかもしれない。でも希望のある本を読み、諦めない気持ちを学んでいきたい」と話した。

「読書大賞」は高校生の「読む」「書く」「聞く」「話す」を鍛え、輪を広げることを目的に09年度に始めた企画で、生徒は本を読むだけでなく、候補作品を紹介する推薦文やPOPの作成にも取り組んでいる。この日の研究会には各校の図書委員や教職員ら約40人がリモート参加。オンラインで活動報告をし、交流した。

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