新型コロナ 県内感染者累計1000人超え

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新型コロナウイルスの県内感染者が累計で1000人を超えた。16日、県と長野市が新たに10~70代の男女15人の感染を発表し、これまでの感染者数は1006人に。県内で「第3波」の感染拡大が鮮明になった11月以降の感染者が663人と全体の約66%を占め、拡大の勢いが止まらない。その影響で病床使用率は今月12日以降、4割超となっていて医療機関の負担が増大している。諏訪地方の感染者数は累計48人となっている。

松本地域で初の感染者が出た2月以降、県内に感染第1波が到来した4月の感染者は58人。第2波の中心となった8月は150人だった。その後はいったん落ち着きを見せ、10月末までの感染者数は343人にとどまっていた。

だが、11月に入って急拡大し、11月に394人、12月に269人の陽性者が判明。特に長野市や北信圏域での感染が多く、飲食店や医療機関、高齢者介護施設でクラスター(感染者集団)が発生した。直近では県内各地で感染が確認される状況となっている。

諏訪地域では、4月4日に30代男性の感染が初めて確認された。その後は医療従事者の感染判明などもあったが、10月末までは計28人と、他地域と比べて比較的落ち着いていた。ただ、11月以降の感染者20人は全体の4割を占め、拡大傾向と言えそうだ。

一方で、県の確保病床数(350床)に対する使用率は16日午後3時時点で44%。連日、4割超えの高水準となっている。新規感染者数が高止まりしていることや、入院が長引く傾向にあって重症化しやすい高齢者の感染が多いことが要因だ。入院患者に占める高齢者の割合は約半数に上っている。

また、重症者が増加していることも不安視されている。16日時点の重症者は6人で、重症者用病床の使用率は12.5%。阿部守一知事は「25%を超えると、さらに大きな負荷がかかってくると言われており、危機感を持っている」と述べ、感染対策の徹底や早期の相談・受診を呼び掛けた。

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