VRでまち歩き 茅野市と諏理大が体験会

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頭部に装着した映像表示装置とコントローラーを使って茅野駅周辺のまち歩きを疑似体験する参加者

茅野市と公立諏訪東京理科大学(同市)は18日、同市のJR茅野駅周辺の街並みをデジタル技術で再現したVR(仮想現実)の体験会を同市のワークラボ八ケ岳で開いた。訪れた人たちに、まち歩きの疑似体験を通して、普及が進むデジタル化を感じてもらった。市は今後、都市計画をはじめ観光の推進などにVR活用を検討する考えだ。

市は地域課題の共有へまちの将来の姿を可視化してまちづくりに生かそうと、昨年度から同大工学部情報応用工学科の三代沢正教授(国際情報通信学)の研究室と連携している。昨年度は同市本町区のまちづくりの検討でVRを活用した。

参加者は映像表示装置「ヘッドマウントディスプレイ」を頭部に装着し、手に持ったコントローラーを操作して茅野駅から市役所までの”まち歩き”を体験。所々に出る店舗や施設の名称を確認しながら進んだ。ドローン(小型無人飛行機)操縦モードでは空を飛び、上空から街並みを見渡した。

参加した高校2年の両角勇人さん(16)=原村=は「普段とは違う視点で見られて新鮮。楽しかった」と話した。

三代沢教授は「VR体験を通して建物の高さを感じたり、ここに何を建てようといったイメージがしやすくなる」。システム開発に当たった経営情報学部4年の川上玲哉さん(23)は「ビーナスラインなど場所はどこにでも応用できる」と話した。

VRはその場に行けなかったり、知らなかったりする人でも街並みの様子を感じることができるのが利点。市都市計画課は「都市計画だけでなく、観光や移住などへの活用にもつながれば」と今後を見据えた。

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