ナンテンの収穫進む 上伊那南部

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真っ赤に実ったナンテンを収穫する中川さん=中川村大草南陽

上伊那地方南部で、ナンテンの収穫が進んでいる。名前が「難を転ずる」に通じることから、正月飾りに用いられる縁起物。生産者らは、真っ赤な実に新型コロナウイルス感染症収束への願いを込めながら、作業に励んでいる。

温暖な地域が栽培適地で、中川村や駒ケ根市東伊那などの農家が、枝ナンテンや房ナンテンを出荷する。JA上伊那駒ケ根花卉選花場によると、今年は梅雨時期の長雨の影響で、実の付き具合が芳しくない。前年の出荷量は枝ナンテンが3900本と不作だったが、今年は前年をさらに下回る見込みだという。

中川村大草南陽の中川正章さん(65)は、約1アールの畑でナンテンを栽培。真冬の屋外での作業は過酷で、19日朝も雪がちらつくほど冷え込んだ。雪を冠した山をバックに、中川さんは手際よく収穫、今シーズンの作業を完了させた。「ナンテンを使った正月飾りによって、コロナが収束し良い年になれば、うれしいですね」と願っていた。

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