茅野で「子どもの外遊び」フォーラム

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子どもの遊びをテーマにした「信州外遊びフォーラム『子どもの育ちと遊び』」は21日、茅野市ちのの市家庭教育センターでパネルディスカッションを行った。子どもの権利や外遊びに関わる大学教授らが意見を交換し、子どもが遊ぶことの意味や公的支援のあり方について考えた。

フォーラムは、子どもの権利条約の普及を図る全国集会「子どもの権利条約フォーラムin信州」が、来年県内で開かれるのを前に実行委員会が企画。原村と茅野市で20、21の両日開き、初日は原村の冒険遊び場「原っ子の森」で外遊びを繰り広げた。

2日目のパネルディスカッションには、子どもの権利条約ネットワーク代表で早大文学学術院の喜多明人教授、県短大の山口美和准教授、NPO法人日本冒険遊び場づくり協会の天野秀昭事務統括理事が参加。休息・余暇、遊び、文化的・芸術的生活への参加を規定した子どもの権利条約第31条を踏まえ、遊びを子どもの権利として保障する方法や公的支援のあり方について話し合った。

このうち山口准教授は、自然保育を県が促進する「信州やまほいく認定制度」を紹介しながら、幼児期に自然の中で主体的に遊ぶことは「みずみずしい感性や意欲、諦めない態度やチャレンジしようとする心を育む」と指摘。大人に「教えすぎない」「(発見や感動を)分かち合う」「待つ」姿勢を求めていた。

パネルディスカッションは県内各地から訪れた市民ら約30人が聞いた。喜多教授は「遊びの権利は政策化できていないのが現状。公的な支援、資金が必要だと思ってもらえるように、遊びに対する社会的な価値、評価を高めていかないといけない」と呼び掛けていた。

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