二つの惑星”超”大接近 北部中生徒が観察

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高精度な天体望遠鏡を代わる代わるのぞき、木星を観察する茅野市北部中の生徒たち

茅野市北部中学校の生徒が21日、木星と土星の二つの惑星の見かけの距離が、397年ぶりに”超”大接近しているのに合わせて昼間の天体観察を行った。校内の北部生涯学習センターにある天体望遠鏡を使って、明るい惑星で日中でも見える木星を観察。市八ケ岳総合博物館の学芸員からワクワクする天体ショーの話を聞き、日本で最も接近した状態が観測できる同日夕に向けて知識と関心を深めた。

理科や社会の授業の一環で行い、3年の全学級と1、2年の一部の学級が入れ替え制で観察。同館学芸員の渡辺真由子さんが解説役を務めた。

「八ケ岳ブルー」とも呼ばれる澄み切った濃い青空が広がり、渡辺さんは「絶好の観望日和。望遠鏡を使えば、昼間でも木星がはっきり見えますよ」と紹介。生徒たちは高精度な天体望遠鏡を代わる代わるのぞき、「小さいけれどはっきり木星が見える」と笑顔を浮かべた。土星は見えなかったが、同一視野には入っており、二つの惑星の見かけ上の距離は、月の見かけの直径よりも近づいていると教わった。

望遠鏡を動かし、月や、こと座の一等星・ベガなども観察した生徒たちは「惑星と恒星の見え方が違って面白かった。400年ぶりの大接近ってすごい」「帰宅して西の空を見上げてみたい」と話していた。

同館や民間気象情報会社によると、木星と土星は20年ほどの周期で接近するが、今回ほどの超大接近は1623年7月以来。次に同程度まで近づくのは60年後の2080年という。

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