諏訪市で配湯管破損 共同浴場の湯一時止まる

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漏湯があった場所を掘り、破損部分を確認する市水道局の関係者ら=21日午前9時34分ごろ

21日午前6時ごろ、諏訪市四賀の住民から「共同浴場の温泉が出ない」と市役所に連絡があり、市水道局が調べたところ、同市四賀の県道諏訪茅野線脇でJR中央本線沿いの地中の配湯管(本管)が破損していた。配管同士を接続する筒状の接続パイプを交換する作業を行い、約8時間後に復旧した。この間、配湯先だった桑原、神戸をはじめ、7地区内の共同浴場への配湯が止まった。

温泉や上下水道の施設を管理する同局施設課によると、接続パイプは鉄製で経年による腐食が原因で一部が破損し、管と管の間に隙間ができた。直近で更新したのは1999年度で21年経過していた。前後の配湯管に破損などはなかった。現場を見た住民の男性は「湯が勢いよく湧き出していた」と話した。同課によると、配湯管は諏訪市清水の市営中門川配湯センターから中央本線に沿って神戸地区まで延びているが、配湯先の共同浴場が同センターよりも標高が高い場所にあるため、比較的水圧を高くして送っている。

漏湯部から湧き出た温泉は近くの側溝に入ったが、落ち葉が詰まっていたため、県道や近くの自動車学校内の道路に流れ出た。市職員は凍結防止剤を散布するなどの対応に追われた。浴場利用者から連絡を受け、状況確認で現場を訪れた神戸温泉組合理事の矢島満さん(65)は「工事で一時的に温泉が止まることはあるが、漏湯によって突発的に止まったのはこれまで記憶にない」と話した。同課によると、本管の漏湯はまれに発生するが、水圧が低い管の場合、配湯を止めずに復旧できることもあるという。

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