冬支度「極楽の松」雪吊り 高遠の満光寺

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小池造園の庭師が雪吊りを施した満光寺の「極楽の松」

伊那市高遠町の満光寺境内で22日、樹齢500年余とされる「極楽の松」の雪吊り作業が完了した。小池造園(箕輪町)の庭師4人が前日から2日間かけて作業。古松の枝を雪の重みから守るために縄を張り、冬支度を整えた。

「極楽の松」は高遠城主だった武田信廉が兄・信玄の遺命に従い、城内から移植したと伝えられている松。同寺を襲った幾度の火災からも被害を逃れ、いつの頃からか、この松を一目見るだけで極楽往生できるとのうわさが広がった。同寺の名物の一つ。

雪吊りは「極楽の松」を含めたマツ3本に実施。最長12メートルの支柱5本を立て、支柱の頂点から放射状に張った縄を枝に縛る。「降雪後の枝の下がり具合を予想し、縄を張る強さを決める」とベテラン庭師の小池守さん(72)。「雪吊りは冬景色の一つ。見栄えも大事」と話し、手際よく作業を進めていた。

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