事前相談外来を整備 岡谷市民病院

LINEで送る
Pocket

岡谷市民病院が整備した事前相談外来の診察室。診療や検体採取を行う

岡谷市民病院(岡谷市)は23日、新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備え、病院敷地内の看護師宿舎1階に整備した事前相談外来を公開した。発熱などの症状がある患者と一般の患者の動線を分けた診療体制を維持する目的で設置。患者数の増加や市中感染の拡大など、今後の感染状況に応じて開設時期を判断していく。

同外来は病院敷地内の看護師宿舎にあった在宅介護支援センターと訪問看護ステーションの空きスペース(約160平方メートル)を改修して整備。診療や検体採取を行う診察室2室と検体を調べる検査室、待合室などで構成される。開設時には医師2人と看護師3人、臨床検査技師1人、事務1人を配置し、新型コロナウイルス感染症抗原定性検査とインフルエンザ抗原検査を一度に受けることができる。

開設の時期は患者数の増加で平常時の診療体制による対応が困難になった場合や、地域で感染の流行が認められた場合など、状況に応じて院長が判断。かかりつけ医など身近な医療機関や受診・相談センターから紹介があった患者を対象としていく。

工事は11月中旬に完了。改修や備品購入に要した費用は約1900万円で、病院事業会計と市の負担金を充てた。診察室には 接触による感染リスクを下げるために自動ドアを設置し、それぞれ大型の空気清浄機を配備した。同外来に会計の機能はなく現金の支払いは隣接の病院内で行う。

診療時間は平日の午前8時30分~11時30分。時間外は平常時と同様に院内の感染症診療室などで対応する。同病院庶務課は「第3波で患者が増えてきた場合は事前相談外来でしっかり対応し、病院の医療体制を維持していきたい」としている。

おすすめ情報

PAGE TOP