諏訪日赤へ500万円寄付 大和電機工業

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諏訪赤十字病院の梶川院長(左から2人目)に目録を手渡す大和電機工業の中島所長と芳賀課長

金属表面処理加工の大和電機工業(下諏訪町東四王、従業員約400人)が24日、諏訪市の諏訪赤十字病院に500万円を寄付した。原房利社長は「新型コロナウイルス感染拡大の中、報道などでお医者さん、看護師さんが大変なご苦労をなさっているとお聞きしております。お役に立てていただきたい」とメッセージを寄せた。同病院では今年度、個人や企業、団体からの寄付・寄贈件数が例年に比べて3割ほど増えたという。新型コロナの患者に対応する医療現場や医療従事者を支援する動きが広がりを見せている。

大和電機工業の中島文夫諏訪事業所長と芳賀仁総務チーム課長が同病院を訪れ、梶川昌二院長に目録を手渡した。感染拡大地域で逼迫する医療現場の報道に触れた原社長の指示を受けて社内で検討し、売り上げの一部を寄せたという。同病院によると、同社の寄付は累積610万円になった。

医療機関への支援を巡っては、国際ソロプチミスト諏訪(金子悦子会長)も23日から25日にかけて、地域医療の中核を担う同病院と岡谷市民病院(岡谷市)、諏訪中央病院(茅野市)にそれぞれ30万円相当の新型コロナ対策用の医療品を寄贈している。

岡谷市民病院には今年度、市民や企業から49件の寄付や寄贈があったという。フェースシールドやマスク、消毒液のほか、医療従事者を応援するために小学生が折った千羽鶴、地元企業手作りの木製ベンチなども届いた。医療体制維持を支援する寄付金は19件に上る。こうした動きは、前年度はほぼなかったという。

諏訪中央病院の寄付、寄贈は92件で、前年度1年分の「約7倍」に増えた。内訳は寄付が21件、寄贈が71件。マスクや消毒液、防護服、フェースシールドが多く寄せられた。医療現場で物資が不足した4~6月に集中し、感染拡大の「第3波」に入った11月以降に再び増加している。

諏訪赤十字病院の梶川院長は、24日の寄贈式で「看護師を中心に春から長い間、張り詰めた状況で勤務が続いている。一時は物資の不足に大変苦労したが、やっと少しめどが立つようになってきた」と語り、「地域の皆さまの気持ちが職員たちの何よりの励ましになる。ご厚意を無にしないよう職員一同頑張っていく。引き続きご支援をお願いします」と話した。

各病院では寄付や寄贈を行う際は事前の連絡や相談を求めている。問い合わせは諏訪赤十字病院(電話0266・52・6111)、岡谷市民病院(電話0266・23・8000)、諏訪中央病院(電話0266・72・1000)へ。

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