就活コロナで厳しく 諏訪地域企業研究会

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学生157人が参加した諏訪地域年末企業研究会

岡谷市・下諏訪町就職面接会実行委員会は28日、諏訪地域年末企業研究会を岡谷市のララオカヤで開いた。地元就職につなげようと大学、短大、専門学校、高校などに通う学生らを対象に毎年実施している研究会。学生の参加は157人で前年を56人上回った一方、企業側は新型コロナウイルスの影響で先行きが不透明な中、前年を19社下回る78社にとどまった。昨年までの「売り手市場」から一転して、コロナ禍による厳しい就活事情が浮き彫りになった。

諏訪市・茅野市労務対策協議会との共催。学生が帰省する年末に合わせて開いている恒例の研究会で、就職に向けた準備として諏訪地域の企業と出会い、仕事を知る機会を提供している。

ブースでは各企業が訪れた学生らに会社の概要や業務内容を説明し、「文系歓迎」「休日120日以上」などとアピール。製品を並べて自社の技術力を紹介する企業もあった。岡谷市内の製造業の人事担当者は「大手のようにオンラインで採用活動ができないので、学生と直接話ができる機会は貴重」と指摘する。景気の影響で採用予定数は抑えめながら「長期的視点に立って人材は必要。いい人材を切れ目なく採用していきたい」と話していた。

諏訪市出身で東京都内の私立大学に通う3年生の女子学生(21)は「コロナ禍で学校にも行けず、誰にも相談できない状況。焦りはあります」と不安げな表情。「東京は競争率が高いのでUターン就職を考えているが、こちらも厳しそう」と話し、真新しいスーツ姿でブースを回っていた。

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