ふるさと上伊那で就職を シゴトフェス

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仕切り版を設置したブースで、フェースシールド越しに企業の担当者から話を聞く学生ら

上伊那出身の学生らと地元企業をつなぐイベント「かみいなシゴトフェス」(上伊那8市町村の産学官で組織する郷土愛プロジェクト主催)は29日、伊那市狐島のJA上伊那本所で開いた。若者人材の確保に向け、企業を知ってもらい、U・Iターン就職を増やそうと、年末の帰省に合わせて実施した。4回目の今年は、新型コロナウイルスの影響で昨年より125人少ない65人が参加。感染症対策を講じた会場で各社の説明を聞き、就職活動の参考にした。

感染予防策として、今月20日までに県外から帰省した学生らを対象とした。密集を避けるため、来場者を入れ替えながら3回に分けて行った。会場では参加者全員にフェースシールドや筆記用具、ビニール手袋が配られた。

飛沫感染を防ぐための仕切り板を設置したブースを並べ、44社が出展した。自社の製品を紹介したり、映像を使ったりして仕事や職場を説明。学生はブースを自由に回りながら積極的に質問をし、興味のある企業への理解を深めた。

東京家政学院大学3年生(21)=伊那市出身=は、今年2月から帰省してオンライン授業を受けているとし、「感染症が心配なので地元に勤めたい。企業の人と話すことで選択肢の幅が広がり、気持ちも楽になった」。東京の専門学校2年生(20)=駒ケ根市出身=は「就活が長引き、いつ終わるのかと不安。生まれ育ったふるさとで働き、生活したい」と話した。

出展企業の人事担当者によると、コロナ禍で学生とじかに接する機会が減っており、県外からのインターンシップ受け入れも難しい状況だという。製造業では「企業、学生ともに厳しい年だが、技術者を育てるためにも、若い人材を入れていきたい」。福祉業では「感染症対策に追われ、人手が足りない。生の言葉でやりがいを伝え、興味を持ってもらえたら」と期待していた。

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