富士見パノラマパトロール隊 感染防止の研修

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新型コロナウイルス感染防止の知識を深めた研修会

富士見町の富士見高原病院と富士見パノラマリゾートのスキー場パトロール隊は28日夜、新型コロナウイルスの感染防止対策研修会を同病院で開いた。感染制御の専門資格を有する同病院泌尿器科部長の小林史岳医師が、感染を防ぐ装備の基本や救急活動をする際の注意点をアドバイスし、自衛の意識を喚起した。

同病院救急救命チームの後藤敏副院長によると、「医師の専門知識を観光施設の運営に生かす連携は県内でもあまり例がないのでは」とする。

小林医師は講話で「滑走中はマスクをしていない人がほとんど。水際対策の体温測定も野外では意味がなく、感染の可能性は発症前からある。すべての救護者に感染があるものとして接して」と強調。▽布マスク、スキー用ゴーグルは不可▽防護具の脱衣時にも感染の可能性は高い▽心肺蘇生時の要救護者からのエアロゾル飛散防止を▽ごみからも感染する。扱いに注意を―などと述べた。

研修ではこのほか、整形外科部長の安田岳医師が「極力、傷病者を出さないよう例年以上に施設環境を整えて」と述べ、危機管理室の大槻稔室長補佐が骨盤骨折時の応急手当の実技指導をした。

パトロール隊の矢崎陽平隊長(29)は「万全の対策を講じたつもりでいたが、防護具の仕様や態勢の細部で見直しが必要だと分かった。改めて対策に生かしたい」と話していた。

後藤副院長は「感染リスクが高い観光施設の防止対策に役立てて、施設の安心、安全を高める一助になれば」としている。

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