コロナ後見据え準備進む 御柱祭まで1年

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2022年の令和4年諏訪大社式年造営御柱大祭(御柱祭)の前年となる21年が幕を開けた。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で下社御柱御用材本見立てと上社の同仮見立てが中止となったほか、地区内の打ち合わせも大人数を控えるなど感染防止を意識した対応が必要となった。通例だと、今年は下社で5月に伐採、上社で6月に本見立てが行われる。感染の収束が見通せない中、直前まで実施、中止や、方法についてぎりぎりの判断が求められそうだ。

御柱祭に向け、通例では下社が下諏訪町の東俣国有林で大祭の3年前に仮見立て、2年前に本見立てを行い、しめ縄を取り付ける。伐採は1年前に行われ、切り出した後、山出しの曳(ひ)き出し地点となる同町大平の棚木場に搬出し、安置される。2年前に当たる昨年は新型コロナの影響で本見立てが中止となった。今年は伐採の年に当たる。

上社は今回、5回ぶりに伝統にのっとり、茅野市玉川の御小屋山から切り出す。通例では、2年前に仮見立て、1年前に本見立てを行い、御柱年の3月に伐採して、茅野市、原村境の綱置場に運ぶ。昨年の仮見立ては中止となった。今年は本見立ての年に当たる。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、御柱祭に向けて準備を進める北村卓也大総代会議長(67)=岡谷市銀座=は「令和4年の御柱祭は通常通り実施することが大前提。新型コロナの影響が今後どうなるかは見通せないが、氏子の気持ちを大切にしつつ、大祭を実施するために必要なあらゆる可能性を検討していく必要がある」と語る。

笠原透同副議長(73)=諏訪市中洲=は1年前を「大祭に向け、実質的な準備、調整を行うとても大切な1年。新型コロナウイルスの感染防止の影響で大人数を集めて意見集約を図る会議が開きづらくなり、地域においても動きづらさを感じている関係者は多いと思う。それでも御柱祭は令和4年にある。年が明け、各地域での動きも一層、活発化するだろう」と語る。

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