新型コロナ対策万全で初売り 上伊那各地

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上伊那地方の大型店やスーパー、商店街の多くで1、2の両日、2021年の初売りが行われた。今年は新型コロナウイルス対策で、営業時間を変更したり、イベントを縮小したりして来店客を迎える店が目立った。

祝いの太鼓が打ち鳴らされる中、開店を待つ大勢の人たち=1日、伊那市のベルシャイン伊那店

伊那市日影のベルシャイン伊那店では1日午前11時から、初売りを行った。開店を待つ人たちが列をつくる中、信州伊那太鼓が祝いの太鼓を打ち鳴らし、初売りを盛り上げた。

ベルシャインの目玉は各店で行っている名物福袋。新春を彩る花「シンビジウム」と1万円の商品券をセットにした福袋で、今年も開店30分前に配った整理券を手にした来店客だけに販売した。伊那店の取り扱いは150セットで、午前8時半ごろから整理券を求める人の列ができていた。

一番乗りで並んだ市内の男性(77)は「コロナで親戚も来ないし、どこにも出掛けられない。せめて初売りぐらいは…と思って並んだ。我慢の正月だが、この花で少しでも家の中を明るくしたい」と話していた。

初売りで目当ての品物を買い求める家族連れら=2日、伊那市のカクマン伊藤園

一方、伊那市坂下入舟の商店街にある茶舗、カクマン伊藤園では2日朝から初売りを行った。伊藤哲寛社長(62)によると、コロナ禍で初売りの開催有無を年末ぎりぎりまで迷ったが、「例年来て下さるお客さまの期待に応えたい」と実施を決断。当日の大勢の来客に「本当に感謝しています」と述べた。

同店では家族や親戚10人が総出で接客。店頭では買い物客が恒例の「大福引」に挑戦した。1等賞の清酒1・8リットルとステンレス製のボウルセットを当てた市内の女性(85)は「今年は良い1年になりそう」と喜んだ。

家族で買い物に来た近所の福澤政芳さん(67)は「毎年初売りに来ないと正月になった気がしない」と話し、飲むと「気分が落ち着き、頭がさえる」という抹茶を買って笑顔を見せた。同店では3日も午前9時から初売りを行う。

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