工夫しながら「悪魔っ払い」 茅野市埴原田

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感染症対策で家の中には上がらず、玄関前で悪魔払いを行う茅野市埴原田の子どもたち

茅野市米沢埴原田の子供会が2日、正月の伝統行事「悪魔っ払い(悪魔払い)」を繰り広げた。例年だと、獅子や太鼓を持って家の中を練り歩くこともあるが、今年は新型コロナウイルス対策で各家庭の庭先で実施。子どもたちは各戸を回って邪気を払い、無病息災や家内安全とともにコロナ退散を祈願した。

上、中、下の3組ごとに回った。このうち、お神楽(獅子)を持つ下組では小学生や保護者ら15人が参加し、商業施設を含む約60カ所を訪問。マスク姿の児童たちは「悪魔払いに来ました。コロナ退散のために来ました」とあいさつし、代わる代わる獅子に入り、鈴持ちと御幣持ちの子たちに続いて勇壮に舞った。

時間短縮や社会的距離の確保も意識し、幼児や高齢者の頭などをかむしぐさも”自粛”した。各家庭はご祝儀を用意して訪問を歓迎。「ありがとう」「頑張ってね」と声を掛けていた。

正月・小正月の伝統行事の対応について、昨年から保護者で検討を重ねた。休止も選択肢の一つになったが、可能な限りの対策を講じて実施することを決定。小正月のどんど焼きや厄投げも「密」を避ける工夫をしながら行う。

下組こども親方の鶴田玲乃さん(12)=米沢小6年=は「コロナで行事ができていなかった。長く続いている悪魔払いができてうれしい」と笑顔。「コロナ退散を願いながら一生懸命やりたい」と意気込んだ。

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