手作り雑貨人気 「べすてわこ」がイベント

施設内には手作り雑貨などのブースが出店。家族連れらでにぎわった
諏訪市豊田のSUWAガラスの里で2日から、諏訪地方を中心としたクラフト作家やセラピスト、飲食店によるキッチンカーなどが集まったイベントが始まった。正月休み中の家族連れらが訪れ、手作り雑貨を買ったり、マッサージの施術を受けたりして楽しんだ。5日まで。
昨夏に諏訪地方を中心とした子育て中の母親らで結成したグループ「べすてわこ」がガラスの里と共催した。同グループはメンバー11人で、多くが主婦業をしながら本業や副業でクラフト雑貨作りやマッサージ施術などを行う。自分にできることを生かしながら地域を元気にし、自分の働き方も模索したいと発足。べすてわこは「ベビーステップ諏訪湖」の略で、赤ん坊の歩みのように小さな一歩から始めるという思いを込めた。
イベントは同グループにとって初の企画。4日間で計33店が参加し、各日20店前後が出店する。初日の2日は駐車場に中華そばやカレーなどのキッチンカーが並び、施設内に手作りアクセサリーや手編み雑貨、カウンセリング、タイ古式マッサージなどのブースが出店してにぎわった。
べすてわこの代表で、諏訪市でフットサロンを営む一之瀬麻里さんは「今後も地域ぐるみで活動したい」と話し、ガラスの里の岩波尚宏社長は「感染予防を徹底しているので、ぜひ地元の皆さんに楽しんでほしい」と来場を呼び掛けていた。
各日午前11時~午後4時。